岩手の北端に程近い一戸町鳥越では1200年前に観音様からその技を授けられたといういい伝えが残る竹細工があります。笹のように細いすず竹は熟練の手にかかると美しさと強さを併せ持つ籠へと生まれ変わります。

8月は後半、夏の出口もあと少し。来月、9月の展「竹のめぐみ すず竹の籠」では、竹のめぐみ 柴田恵さんによる実演あり、同じく一戸町で養蜂場を営まれる土屋養蜂場さんのおいしいはちみつも届きます。どうぞお楽しみに!

◆ 竹のめぐみ すず竹の籠
2016/9/23(金)~ 10/1(土)12:00 – 18:00
[会期中26日(月)お休み]

*柴田さん・土屋さん在店日:9月24日(土)

鳥越の竹細工、熟練の手を持つ作り手さんは70~80代。できるだけ健やかに、気持ち良く、長くお作りいただけたらという思いからいつも、体調、材の確保、天候など作り手さんのリズムに合わせて仕上がった時に送っていただいておりました。今回は展示ということで、いつにも増してこの夏は頑張っていただいています。9月、国立の店にはどんな風景がひろがるでしょうか。

それから、お隣HOMEBASEさんと一緒に初日23日(金)・24日(土)は土屋さんのはちみつを使ったメニューがいただける2daysカフェを開く予定。詳しくはまたご案内いたしますね。