苧と箒のワークショップ

来月2日(金)から始まる「草から生まれる仕事」展では、作り手のおふたりによるワークショップを開きます。

12月3日(土)は中津箒・横畠梨絵さんによる「ななめ箒づくり」。4日(日)はからむし織作家・ますみえりこさんによる「苧と羊毛の織」を。お申込みはいずれも下記よりお手続き or お電話[042-575-0084・musubi坂本まで]にて承ります。皆さまのご参加をお待ちしております!

15cm程のななめ箒は卓上に、お台所に。無農薬栽培のホウキモロコシと、編み糸は作り手さんたちが自ら染めている綿糸。藍染・べんがら染・ほうきもろこし種染・山葡萄枝染・桜落ち葉染など、お好みの糸をお選びいただけます。

*「カートに入れる」ボタンを押すとmusubiのウェブショップにリンクします。

ますみさんが績んで糸にしてくださった苧(からむし)と冬らしく羊毛を使った織物を。端正な木製の織り枠は「アトリエ倭(やまと)」さんの手によるもの。織り枠はお持ち帰りいただけますので、ご自宅でも織をお愉しみいただけます。

これまでのお申込み方法と少し変わりました!ちょっと戸惑う方もいらっしゃるかも知れませんね、ごめんなさい・・・もしご不明な点がございましたらお電話くださいね(電話:042-575-0084/営業時間:火~土 12:00~18:00)。店頭でも受付しております。

実はこれまで様々な形、お題でワークショップを開いてまいりましたが、ごくごく少数ではございますが、事前のご連絡なく当日いらっしゃらない、お電話もつながらない・・・など、ワークショップ当日、講師の方、ご参加者とぎりぎりまでお待ちするということが何度かございました。ご用意できるお席に限りがあり、キャンセル待ちをいただいているにも関わらず、ご連絡なしでのドタキャン、これはとてもとてもカナシイものです。作品の製作と平行して楽しんでいただけるようにと寸暇を惜しんでご準備をなさる作り手さん、それを楽しみにご参加される方、ご参加希望で首を長くしてキャンセル待ちをなさっている方・・・関わる皆にとって気持ちの良い時間と場にするために、今回は試験的ではありますが、事前予約/事前振込の形とさせていただきました。

たったひとりが現れないことでその場の空気がしゅんと縮むような思いを作り手さんに、ご参加の皆さんに味わってほしくない。ご参加希望でお待ちの方にすぐにご連絡を差し上げたい。ずっと楽しみにしていた時間、あぁ楽しかった!と家路についてほしい。そんな感じです。

いろいろ考えた末の今回の方法、お申込みの際にはお手数おかけいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

musubi店主

*お問い合わせ・ご注文をいただきましたお客さまには1~3営業日中にご返信を差し上げております。 当店からの返信メールが届かない、迷惑メールにも入って いないという場合は何らかの通信不具合が発生している場 合がございますので、大変お手数おかけいたしますが、お 電話にてご連絡いただけますようお願い申し上げます。特にフリーメール、携帯メールからご連絡の方はご注意ください。

第11回 kunitachiゆる市

春、4月の開催から半年、今月は第11回目のkunitachiゆる市が開催されます。今回の舞台は国立駅の北口エリア。静かな住宅街に点在する個人のお店やアトリエが会場に。開催まであと2週間、ゆっくりと冬の足音が聴こえてくる頃、そろそろ冬じたく、手袋を買いに行く気分で・・・と真っ赤なミトンの形に。

事務局やご協力いただいている方々でせっせとカット、折り畳まれたフライヤーは出店される方々のお店や、国立や国立周辺でご協力いただいているお店でお手にとっていただけます。

9つの会場に29店舗+1Live+2Workshop。musubiは H) GARAGE さん会場に出店します。初出店の方も多く、どんな市になるのか・・・今からとっても楽しみです。寒さに向かう季節、心も体もあたたまるようなものを探しにいらしてくださいね。

◆ 第11回 kunitachi ゆる市
2016/11/20(日)10:00 – 15:00(※雨天決行)

【会場】国立駅北口エリア

A) OYATSUYA SUN
B) R.ECHO
C) たとぱに
D) ノイフランク
E) room103
F) LET’EM IN
G) フジカワエハガキ
H) GARAGE
I) TRUNK WORKS

【出店者】

*食べ物・飲み物

・OYATSUYA SUN
・北川ベーカリー
・ノイフランク
・ごはんと雑貨 mokuji
・まんまる食堂
・柿屋ベーグル
・BORTON
・Nepal curry 奈央屋
・Willcafe  

*クラフト

・ipsilon
・オガサワラマサコ
・吉川裕子
・63mokko
・カゴアミドリ
・羽生直記
・くげなつみ
・ki-to-te

*布・雑貨

・R.ECHO
・tembo.
・natsuno hiraiwa
・たとぱに
・musubi

*古道具

・LET’EM IN
・GARAGE
・Found&Made

*楽器

・ひょうたんたけし

*花

・kukka 永井久恵

*絵

・フジカワエハガキ

*本

・circle gallery&books

*ワークショップ&ライブ

・廣石絢子
・木のヒゲ

ますみえりこ 横畠梨絵
二人展「草から生まれる仕事」

東向きの窓から射し込む光がぐっと低くなって、朝は布団から抜け出すのが難しい時節となりました。師走のことはまだ頭の奥に仕舞っておきたいような気がする霜月初めですが、来月、今年最後の展のご案内を。異なる素材と向き合うおふたりと、昨年からあちらこちらに足を運び、同じものを見つめ、対話を重ね、すれ違い、交わり合い、時間を重ねてきたように思います。


苧(からむし)と箒(ほうき)、触れると背筋がしゃんとするような、清々しい空気感をまとう2種の草。誰もが特別な気持ちで振り返るこの一年の締めくくり、からむし織・ますみさんと中津箒・横畠さんが手掛ける美しい仕事にぜひ会いにいらしてください。

会期中は苧と羊毛の織、ななめ箒づくり、ふたつのワークショップも開催予定。詳細はまた追ってお知らせいたしますね。

◆ ますみえりこ 横畠梨絵 二人展「草から生まれる仕事」
2016/12/2(金)~ 10(土)12:00 – 18:00

[会期中5日(月)お休み]

NPWの学校:革の端切れでつくるバッグ

はっとするようなバッグを持った人に出会ったのはもうだいぶ前のこと。街で見かけたその人に思わず着いて行きそうになったけれど、怪しまれてもなぁと見送った。それから幾度か目にし、自分で作れるように学校を開いた人がいると耳にし、私もやってみたいと思った。その元の形を生み出した作り手さんのバッグが素敵なのはもちろんのこと、それを自分の手で作る事ができる、そんな誰も思いつかないような楽しいことを考えて飛び回っている人もきっと素敵に違いない、作る機会があったらいいなぁ、会ってみたいなぁと。

そんなこんなであれこれ動いていると不思議なものでご縁とは繋がるもの。来月11月27日(日)NPW曽田耕オリジナル・皮革製品の裁ち落とし、端革を使ったバッグづくりをします。講師はNPWの学校・ふるもと ひろしさん!校訓は「材はあるもの、技術は身の丈、実作業は無思考でスピーディーに。」観念や、思考や、装飾や、作為・・・いっぺんに吹き飛んでしまうような体験を、ぜひ。

◆ NPWの学校:革の端切れでつくるバッグ

・日時:2016/11/27(日)10:00~13:00
・内容:皮革製品の裁ち落としを利用したバッグづくり(製作時間:約3時間)
・参加費:10,000円(当日サイズを大きくした場合、追加料金がかかります。)
・定員:8名
・場所:テラバヤシ・セッケイ・ジムショ / musubi(→ 地図)
・講師:ふるもと ひろしさん(NPWの学校)
・持ち物:(あれば)金槌
・その他:開始時間15分前(9:45)にお集りください。

*お申し込みは NPWの学校ご予約フォーム → こちら

 またはお電話042-575-0084(musubi坂本)までどうぞ。

汲古舎の針しごとワークショップ

秋雨前線の影響で雨が降り続いて、肌寒かった先週から打って変わってなんだか少し夏が戻って来たような週明けですが、やはりそこかしこに秋の気配。さて、昨日ご案内いたしました10月の展「KOGIN + SASHIKO 汲古舎の針しごと」では、ふたつの針しごとワークショップを開きます。

夜が長くなる頃にはちくちく針しごとも愉しいことでしょう。ひとりではなかなか始められずにいたという方も、一度やってみたかったという方も、ぜひ。先生は汲古舎(きゅうこしゃ)の植木さん(こぎん刺し)と茂呂居さん(刺し子)、初めての方でも丁寧に教えてくださいますよ。

ひとつめはこぎん刺し。昨年の師走にも開催しましたが、今回は4cmほどの丸と5.5 x 4cm程の楕円のくるみボタンをご用意。こちらはブローチですが、髪ゴムにもできるようパーツをご準備。図案、布、糸もお好みのものをお選びいただけます。

ふたつめは刺し子。5 x 7cm程の小さな針山を作ります。図案をトレースしたらちくちく・・・針山が出来上がったら、ご自宅でまた刺し子が愉しめるようにリネンハンカチ(37cm角)のキットをご用意いたします。こちらもお好きな図案、布、糸で。

皆でわいわいおしゃべりしながらお楽しみいただけましたら。ご参加お待ちしております。

◆ 針しごとワークショップ

<こぎん刺し>
・日時:2016/10/23(日)12:00~[満席]

・内容:2種のブローチづくり。ひとつを仕上げ、もうひとつはご自宅で製作できる

    キット付き。 (製作時間:2時間程度)

<刺し子>

・日時:2016/10/23(日)15:00~[満席]

・内容:小さな針山づくり。針山が完成後、ご自宅で製作できるリネンハンカチ

    キット付き。 (製作時間:2時間程度)

・参加費:各回3,000円(材料費込・茶菓付)
・定員:各回5名
・場所:テラバヤシ・セッケイ・ジムショ / musubi(→ 地図)
・講師:植木友子さん(こぎん刺し)茂呂居梅花さん(刺し子)
・持ち物:糸切りはさみ
・その他:開始時間10分前(11:50/14:50)にお集りください。

*お申し込みは「針しごとワークショップ」希望として、 お問い合わせ より
1. お名前(フルネーム)
2. お電話番号(緊急時のご連絡のため)
3. ご希望の回(こぎん刺し or 刺し子)
をお知らせください。折り返し詳細をご連絡いたします。

*お問い合わせ・ご注文をいただきましたお客さまには1 ~2営業日中にご返信を差し上げております。 当店からの返信メールが届かない、迷惑メールにも入って いないという場合は何らかの通信不具合が発生している場 合がございますので、大変お手数おかけいたしますが、お 電話にてご連絡いただけますようお願い申し上げます。特にフリーメール、携帯メールからご連絡の方はご注意ください。

KOGIN + SASHIKO 汲古舎の針しごと

今は昔、麻や木綿がずっとずっと貴重だった頃に生まれたこぎん刺しと刺し子。粗い布の目を塞ぐように、線を描くように、休むことを知らぬかのように連続して施された針目は、体を守り、衣を強くし、同時に人々の心と日々の暮らしを支えたのでしょう。伝統に学びながら、今の、私たちの暮らしに寄り添った作品を生み出す植木友子さんのこぎん刺しと、茂呂居梅花さんの刺し子、ふたりの針しごとをご紹介いたします。


musubiでもおなじみ、伝統柄はもちろん、東北(みちのく)柄の独自図案を考案されたハリノヲト植木さん。実は植木さん、刺し子を手掛けられる茂呂居さんと「汲古舎」という屋号で一緒に活動されています。今回の展ではこぎん刺しと刺し子、異なる2つの針しごとをお届けできればと思っております。どんなものが生まれてくるのか・・・どうぞお楽しみに。

会期中はこぎん刺しと刺し子、ふたつのワークショップも開催予定。詳細はまた追ってお知らせいたしますね。

◆ KOGIN + SASHIKO 汲古舎の針しごと
2016/10/21(金)~ 29(土)12:00 – 18:00
[会期中24日(月)お休み]

*植木さん・茂呂居さん在店日:10月23日(日)

ちなみに植木さん、この9月に初の単行書籍を出版されました!こぎん刺しの伝統柄から、青森のりんご、秋田のイタヤ馬、岩手の鉄瓶に山形のさくらんぼ、宮城のこけしに、福島の赤べこ、こちらの図案も全て紹介されています。そしてご当地シリーズは東京や山梨、福井まで・・・書店でお見かけしましたらぜひお手に取ってご覧になってみてくださいね。


・「こぎん刺し 模様遊び 」(日本ヴォーグ社)植木友子 著

竹のめぐみ すず竹の籠

岩手の北端に程近い一戸町鳥越では1200年前に観音様からその技を授けられたといういい伝えが残る竹細工があります。笹のように細いすず竹は熟練の手にかかると美しさと強さを併せ持つ籠へと生まれ変わります。

8月は後半、夏の出口もあと少し。来月、9月の展「竹のめぐみ すず竹の籠」では、竹のめぐみ 柴田恵さんによる実演あり、同じく一戸町で養蜂場を営まれる土屋養蜂場さんのおいしいはちみつも届きます。どうぞお楽しみに!

◆ 竹のめぐみ すず竹の籠
2016/9/23(金)~ 10/1(土)12:00 – 18:00
[会期中26日(月)お休み]

*柴田さん・土屋さん在店日:9月24日(土)

鳥越の竹細工、熟練の手を持つ作り手さんは70~80代。できるだけ健やかに、気持ち良く、長くお作りいただけたらという思いからいつも、体調、材の確保、天候など作り手さんのリズムに合わせて仕上がった時に送っていただいておりました。今回は展示ということで、いつにも増してこの夏は頑張っていただいています。9月、国立の店にはどんな風景がひろがるでしょうか。

それから、お隣HOMEBASEさんと一緒に初日23日(金)・24日(土)は土屋さんのはちみつを使ったメニューがいただける2daysカフェを開く予定。詳しくはまたご案内いたしますね。

ニコイチ・オープンハウス

昨秋、我が家(右:テラ・コヤ)のお隣に新築された丸山さん(左:HOMEBASE)。共に小さな敷地にお店がついた小さな家ですが、住人と設計者が違うと雰囲気が「なんとまぁ・・・こんなに違うのぉ・・おもしろい!」・・・ということで、二戸(ニコ)一緒(イチ)で、ニコイチ・オープンハウスをいたします。

日時はALDIN展最終日でもある7月30日(土)。写真はこの春に一緒に会場となったkunitachiゆる市の時のもの。再び、二戸一緒に扉を開いて皆さまのご来訪、お待ちしております!

◆ ニコイチ・オープンハウス

・日時:2016/7/30(土)13:00~17:00

・場所:テラバヤシ・セッケイ・ジムショ / musubi / HOMEBASE(→ 地図)

・内容:寺林家と丸山家の二戸(ニコ)一緒(イチ)に、ニコイチ・オープンハウス
をいたします。 寺林家設計:テラバヤシセッケイジムショの寺林省二、丸山家設計:straight design labの東端桐子さんがご案内。寺林家と丸山家は、同じ施工会社です(これまたニコイチ)。みどり建設の石井敬一さんもいらっしゃいます!

・その他:ご予約不要です。当日はおいしいお飲物なども販売予定、ごゆっくり楽しんでくださいね。

テラ・コヤ(テラバヤシ・セッケイ・ジムショ)

HOMEBASE(straight design lab)