『Zenco – とぶ – 』展が始まりました

展示会より

Zenco – とぶ – 』展が始まりました。総勢110点のブローチと耳飾りがずらり、ずらり。楽しい色と形が集まりました。

飛ぶ、跳ぶ、翔ぶ。

カラスやスズメなど身近な鳥たちや、

てんとう虫やハチ、カブトムシやクワガタなどの昆虫も。

ゆらりゆらり風にそよぐ葉を束ねた耳飾りや、お花や小鳥モチーフのものも。

ご来店くださる皆さまにたくさんのデザインを見ていただきたい、お気に入りを選んでいただきたい・・・というZenco・藤田悠子さんの思いから、作品のほとんどが各1点ずつのお作りです。新作のご購入を決められたお客さまには、会期中の展示のご協力をお願いできればと存じます。会期が終わり次第、発送させていただきます。

売約済みの作品につきましては、受注製作を承りますのでお気軽にご相談くださいませ。

皆さまのお越しをお待ちしております!

『綯屋の箒』展が終了しました

展示会より

綯屋の箒』展が終了しました。作り手の横畠梨絵さんが独立して3年目の春、このような形でお披露目できましたことに心より感謝申し上げます。お運びくださった皆さま、ワークショップにご参加いただきました皆さま、お気にかけてくださった皆さま、ありがとうございました。

「箒って一本使い始めると、ここも、あそこもって、ほしくなりますね。」とお客さま。

横畠さんの箒に出会ったのは振り返ってみるともう10年前のこと。他の作り手さんの箒も沢山、それはそれは沢山並んでいたのですが、これにしようと選んだのが、その時製作実演をしながら販売していた横畠さんの山型小箒でした。それからいろんな場所で見かける度に「あぁ、これはきっと彼女の箒だ」と視界の端っこに映っただけでわかるようになりました。

5年程我が家で使っている手箒と、今展の手箒。

すっきり、凛とした佇まいは変わらず、でも独り立ちされた今の箒はより力強い生命力を感じます。

自らの体を使い、ものを生み出す尊さ。今も、これからの未来も、日々の暮らしの中で静かに支えてくれることを願って。

『綯屋の箒』展が始まりました

展示会より

春らしいぽかぽか陽気の週末『綯屋の箒』展が始まりました。伸びゆく店先の植物と綯屋・横畠梨絵さんの箒、風がそよいでなんとも気持ちが良さそうです。

箒屋さんで8年間の修行を重ねたのちに独立、今年で3年目を迎える横畠さん。今は茨城県に移り住み、そこで自らホウキモロコシを育て、収穫し、材にし、箒という道具に仕立てています。初めの年はどんな草(ホウキモロコシ)が育つか試行錯誤、種が同じでも、土や気候が異なると育て方もおのずと変わってくるのだとか。

今展では、手箒を中心に様々な長さ、幅の箒をたくさん作っていただきました。向かって右は和紙の材料になる楮(こうぞ)の芯の部分を柄に使ったもの、左は白、黒の竹の柄を使ったもの。身長やお部屋の大きさに合わせてお選びください。

掃き心地は床面でお試しください。畳はもちろん、フローリングにも。カーペットにもおすすめ、細い草の先でホコリを掻き出すように掃くとびっくりするほど集まります。大きな音を立てないので、時間を気にせずにさっと使えるのも箒の良いところ。

草を多めに使った洋服箒、卓上用やお台所用の小さな箒、草を長めに使った箒なども。banya base・阿部深雪さんの豚革を使ったちりとりも大小届いております。

新しい暮らしが始まる方への一本、いつかきっと思っていた一本、そろそろ20年モノだから選手交代の一本・・・などなど、ぜひ触って、掃いて、お気に入りの一本を見つけていただけましたらうれしく思います。