今年もありがとうございました
年内の営業が終了しました。今年も一年間お付き合いくださりありがとうございました!
バタバタだった昨年に比べると、ひとつひとつ仕事を納めていく感があり落ち着いた2024年の師走。海辺の街で育ったレモングラスと、来年の干支藁「巳」を束ねてしめ飾りに。蛇が脱皮を繰り返して成長していくことから、巳年は「再生と変化」を意味するのだとか。
さて、来年はどんな風にしようか。あれこれ想像を膨らませながら、それらが現実的な像を結ぶことを信じて、少しずつ変化を起こしていきたいなぁと思っております。
皆さま、健やかで穏やかな良いお年をお迎えくださいませ。
musubi 店主・坂本眞紀
年末年始のお休みのお知らせ
三代目看板猫・墨(スミ・♂)が今日で8ヶ月、ちっちゃかったのにこんなに大きくなりました。
さて、年末年始の営業のお知らせです。
2024年の最終営業日は12月28日(土)まで、2025年の営業は1月8日(水)からとなります。
[年末年始のお休み]
2024年12月29日(日)~2025年1月7日(火)
オンラインショップでのご注文分の配送も28日(土)が最終日となります。お休み中でもご注文いただけますが、お問い合わせへのお返事や出荷はお休みさせていただきます。ご不便をおかけいたしますが、年始1月8日(水)より、順次お返事させていただきますのでどうぞよろしくお願いいたします。
『続 こぎんと衣』展が終了しました
2024年最後の企画展『続 こぎんと衣』が終了しました。作り手のおふたりと試行錯誤を重ねたこぎん刺しを施した働く衣をご覧いただき、お手にとっていただきありがとうございます。
こぎん刺しの野良着、かつて農家の娘たちはまだ見ぬ未来の家族のために、麻を育て、糸を紡ぎ、織り、染め、その生地に思い思いのこぎん刺しを施し、その反物を持って嫁いだと言われています。
林業や農業などに携わる家族、夫の健康と安全と幸福を祈りながら仕立てられた働く衣、それがこぎん刺しの原点なのでしょうか。そうだとしたら、私たちもその在り方や精神性に触れ、知り、近づきたい。そのことが今展で最も念頭に置いていたことでした。
2週間、こぎん刺しのこと、衣服のこと、たくさんの方々とさまざまな思いを交感するような濃密で充実した時間でした。
ハリノヲト 植木友子さん、tembo. 土屋桂さん、このおふたりでなければ生まれなかった作品と空間。またきっといつかと思っております。
皆さま、ありがとうございました!