こぎんと衣』展、会期中の真ん中、先週末13日(金)・14日(土)はこぎん刺しのワークショップ、生成色 + 濃淡3色の藍染糸からお選びいただき、こぎん刺しの技法を使ってコースターを作りました。

「一目」「三目」・・・生地の目をどう読むか、サンプルを使ってわかりやすく説明してくださる植木さん。

今回のワークショップのために考えてくださったのは3つの図案、少しずつ難しくなりますが基本は同じ。図案を見ながら「1.3.5.3.3.3.1.3・・・」と呪文のように目を数えながら進みます。

藍染以外の色糸を加える方も。沢山の中から色合わせを考えるのは楽しい時間です。

こぎん刺しに使う生地は基本的には「麻布」で、縦横一緒ではなくて縦方向に長いので刺したモドコ(図案)も縦長に。仮に生地を横にするとすれば・・・表情が異なる横長のデザインに。

どれぐらい糸を引く?目はどう数える?糸端の処理は?・・・などなど、こぎん刺しの基本をぎゅっと詰め込んだ植木さんが監修された冊子「こぎん刺しのきほんのき」をお渡し。

これさえあれば、お家に帰ってからも復習可能、市販のキットも迷うことなく作れることと思います。

図案とにらめっこしながら、長いようであっという間に時間が経ったのではないでしょうか。一枚は仕上げて、あと一枚はお家でのお愉しみに。

ご参加いただきました皆様、植木さん、楽しい時間をありがとうございました!