古来より親しまれてきた平織の木綿の布・手ぬぐいに、たおやかな意匠と絶妙な配色を施すあひろ屋・野口 由(ノグチ ユキ)さんの作品が届きます。

手拭き汗拭きに、頭や首に巻いて、大切なものを包んで。一枚の布には多様な用途がありますが、今展では、針と糸を使って手縫いで作る布小物の素材としてお使いいただく方法もご紹介いたします。梅雨の時期、肌触りの良い手ぬぐいで心地良い時間をお過ごしいただけましたら幸いです。

◆ あひろ屋の手ぬぐい展
2022年6月24日(金)〜7月9日(土)12:00~18:00
[会期中 26(日)・27(月)・3(日)・4(月)はお休み]

一尺三尺(約30 x 90cm)の手ぬぐいは、そのまま使うのはもちろんのこと、美しい意匠と色合いはインテリアや布小物、衣服に変化させてみるのもまた愉しいもの。あひろ屋さんの手ぬぐいは「特岡」という細番手の糸を使った生地を使用しているため、目が細かく、質感はしっとりと柔らかい。木綿100%で吸湿性が良く、肌触りも良く、速乾性もあるので気持ちの良い使い心地に仕上がります。

一枚の布から生まれるあれこれ、ご紹介できればと思っております。どうぞお楽しみに。